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プロローグ

日本最大規模の資産を預かる「資産管理専門銀行」。その使命は、あくなき「顧客満足」の追求。

2000年6月、全く新しいタイプの信託銀行が誕生した。それが、資産管理を専門に行う「日本トラスティ・サービス信託銀行」(JTSB)である。
設立から約9年、現在の預かり資産残高は約200兆円を誇る。平成20年度の日本の一般会計予算が約89兆円であることを考えると、莫大な日本の資産がJTSBに集約されていると言える。

JTSBで受託している資産は、「企業年金」や「投資信託」などのファンドと呼ばれる運用資産だ。このようなファンドは通常「信託のしくみ」を利用し、信託銀行に預けられて(信託されて)いる。この場合に受託銀行として利用されるのが、JTSBのような資産管理を専門に行う信託銀行なのだ。従って、JTSBにはリテール部門は存在しない。法人で、しかもファンドを有する機関投資家が直接的な顧客となる。そのような顧客に、日々運用されている資産の決済業務や株式・債券の売買及び配当金や利金の処理等の証券バックオフィス業務を専門的に提供している。さらにファンドの決算処理や運用レポートなどの作成を行い、ファンドの運営が滞りなく行われるようサポートしている。

このJTSBにおいて、現在、そして今後も最も注力して取り組んでいくテーマが「顧客満足度の追求」である。バックオフィス業務が中心のJTSBでは、直接顧客と接する機会はあまりない。しかしながら、なぜそこまでに「顧客満足」にこだわるのか?それには、JTSBがお預りしている資産の性質に起因し、そこから生まれたJTSBならではの「顧客」に対する考え方が多分に影響している。

JTSBの顧客は先にも述べたように、ファンドを運営している機関投資家(企業年金基金や公的機関・投信委託会社)などの委託者である。しかし、JTSBではあえて「顧客」を機関投資家(委託者)のみと限定しない。なぜなら、JTSBに関わる全ての企業・人について顧客ととらえているからだ。実際の運用業務を行う投資顧問会社等が取り扱っている資産は、そもそも個人の老後や「もしもの時」のサポートのための、大事な資産である。投資信託も、個人の財産形成において大きなウェイトを占めている。どの資産も、いわば「企業・社会の発展と人々の豊かな暮らしをサポートする」資産だ。JTSBは、それらの大切な資産を適切に管理することにより、まさに『社会的公器』として広く社会に価値を提供し続けていく企業なのである。

では、実際にどのようなCS(Customer Satisfaction)活動に取り組んでいるのか?活動は驚くほど多岐に亘っている。日々の電話応対のレベルアップを目指すものから、社内におけるCSポータルサイトやCSメールマガジンの発行、当社のサービスそのものである国内証券や外国証券、共通情報、デリバティブ、レンディング、各種レポート類、ニュース配信、インターネットといった各サービスの高度化等に取り組み、又、そういった1つ1つの活動を支えるための社内CS教育にも大変力を注いでいる。そもそも資産管理は、複雑且つ専門性が高い分野の業務である。証券決済制度の変更や、資産運用についてのトレンドの移り変わりは速い。そのような変化を把握し、より正確に早く対応を行う。もちろんそれには新たなシステム開発や、各部署の枠を超えた柔軟な連携が必要になる。全社的にCS活動に取り組んでいるからこそできる、JTSBならではのチームワークなのだ。

日本最大規模の資産を預かる資産管理専門銀行として、JTSBは今後もさらに「顧客満足の追求」を行っていく。それが彼らの使命であり、その企業文化を、今まさに作り上げている最中なのである。